□蝶のような君へ□
夏の夜空に光の花が咲く
でもそれは わずかな命で
すぐに地面に散っていってしまった
ほんの一瞬の出来事
君はおぼつかない目つきで
僕を見ていた
その優しい目が今でも離れてくれない
君のその髪や その笑顔は
僕にとって 僕にとって
大切なもので…
夏の夜空に光の花が咲く
でもそれは わずかな命で
すぐに地面に散っていってしまった
ほんの一瞬のできごと
飴のような涙を隠して
去っていった日
その君の姿が目に焼付いて離れない
君のその髪や そのしぐさは
僕にとって ほんとうに
大切なもので…
夏の夜中に光の花が咲く
でもそれは わずかな命で
すぐに地面にかえっていってしまった
やっぱり僕は君を愛していた
蝶のような君へ
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